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ジャムズ 一級建築士事務所

わたしたちジャムズは川越と横浜を拠点に活動する仲條雪・横関和也による設計事務所です。暮らし方を見つめ直し、毎日のルーティンですら豊かで楽しくなる、そんな建築を提案したいと考えています。 


住所: 埼玉県川越市寺山733-3

TEL : 049-229-3606
E-mail :info@jamms.info
URL : https://www.jamms-archi.com/

土地探しも相談可能

作品集

物件

■ イヌとネコとヒトの家

これまで犬や猫それぞれの共生住宅の設計に携わり 経験や自分たちなりの解法のようなものは得ていたが、この計画では犬と猫の両方と人が共生していくための住宅であるため 関係を再検討する必要があった。どちらも人気のペットであり それぞれの多頭飼いも珍しくはなく 本件のような異種多頭飼いもこれからさらに増えていくことだろう。この計画では習性が大きく異なる部分を持つペット達が 人と心地よく暮らしていくための提案となるとともに、ペットたちの習性を生かして行動を観察することを楽しめるような住宅の設計を目指している。

家族構成は
父、娘夫婦、犬1匹、猫3匹(保護犬、保護猫を含む)

元々立川のマンションで暮らしていた夫婦だが、ペットたちと伸び伸び暮らせる ここあきる野市に移住を決意した。ペットと遊べるレジャー施設やドッグランまで車を使えばそうかからず、近くには川が流れ散歩の途中にも山々を間近に感じることが出来る環境である。

一方、駅周辺は買い物にも便利で、整備された並木道も美しい。敷地は駅付近から連なる住宅地の端に位置し街と自然の両方の恩恵を得ることが出来る。

 

建物は諸室の間にコートを配したコートハウス型の低層下屋の中央に2階建ての箱が挿入されたような形態となっている。

冒頭でも述べたとおり設計に取り掛かるにあたって、縦方向に立体的に移動する猫と平面的に動く犬の特徴的な習性をペット達を愛する建主が観察して楽しむ家にしたいと考え、共用部分や執務室など一日の多くを過ごす場所でそれが叶うようにした。イメージしたのは犬が走り回れるような広いスペースに木箱が何段も高く積み上げられそこを猫たちが上り下りするといったもの。1階がL・D・Kで2階が在宅ワークが行え来客時はゲストルームになる多目的スペース、これをつなぐ吹抜は、このイメージを元に考えられ壁面には多くの箱が設けられキャットウォークとなっている。階段を上ることで人から猫の目線に近づくこともできる。

中央の共用スペースを介して父室と娘夫婦のエリアが接続している。
外から玄関へは門扉のあるコートを経てアプローチするようになっており、これはペットの飛び出し対策となっている。またここには犬の足洗い場があり毎日の散歩の後のケアを雨風にさらされることなく行えるようにした。
バックヤードは玄関を介さず直接コートから出入りでき、キッチンにも浴室にも父室にも接続しているため導線上、重要な役割を果たしている。

 

 

構造:木造地上2階
家族構成:夫婦+父+犬+猫x3

 

構造設計:羽田野構造設計室 羽田野 裕二
撮影:稲継 泰介/ジャムズ

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プロの住宅レシピ

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狭小住宅のキーワードは「兼ねる」。
この住宅は、玄関と事務所を兼ねています。少し広めの玄関スペースだったため、右端を事務所として仕事が出来るよう、書斎スペースを作りました。靴箱も将来的には書類棚や事務用品収納など幅広く対応できるように造作しました。
床には、角のない丸タイルを採用することで、長時間仕事をしていてもストレスにならない柔らかい足触りになるようにしています。また玄関の段差や隅の角をRにすることで、優しくどことなくレトロな雰囲気になるよう仕上げました。
この住宅は玄関を入るとすぐにキッチンという間取りのため、大きな三枚扉を付けることで、来客時はキッチンの部分だけが隠せたり、仕事に集中したいときは全面締めることで個室のようにもなります。このキッチンも作業台や打ち合わせスペースとしても使えるようになっています。

昔の住宅の玄関は玄関の役割だけでなく、土間があり自転車など大きなものを入れられたり、ご近所さんが来てちょっとお話しが出来るスペースになったりと、自然と兼ねた使い方をしていました。現在の都市型住宅でもこの概念を生かし、特に狭小住宅こそ兼ねた使い方とアイデアで、心地の良い生活を実現出来ればと思います。

■ 狭小住宅でねこと住む工夫 ~猫のトイレ~

洗面下に猫のトイレが隠れています。 部屋に猫のトイレがあ...