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    PHOTO:田中智巳

かまくらスタジオ

雪の「かまくら」はつくる人、街ゆく人の間でコミュニケーションを生み出し、周囲一帯に親しみある楽しい風景をつくり出します。
私達は、そんな「かまくら」のような空間を生み出す設計事務所です。


住所: 千葉県流山市おおたかの森南1-22-28

TEL : 04-7114-2892
E-mail :fukui@kamakurastudio.com
URL : https://www.kamakurastudio.com/

作品集

物件

■ HOUSE F つながりを生む場所

環境や社会と、自分たちの肌感覚でつながりを持ちながら暮らせる場所をつくれないだろうか。

暮らす事、仕事をすること。庭と、近所の緑地。私の土地、他人の土地。

つながっているはずだけれどつながっていない、普段感じづらい事と物との繋がりを、 直接的・間接的に感じられる空間と仕組みを持つ場所を目指しました。

暮らす事の意識を少し拡張し、暮らしの一部を他の人と共有することで、生活を楽しくしたり、高じて仕事にもなる事も考えました。

沢山コーヒーを飲むから他の人の分までいれる →カフェ(のようなもの)

あの料理は沢山つくったほうがおいしくできる→レストラン(のようなもの)

大きな本棚に近所の方の本も置いてみる →図書館(のようなもの)

映画はみんなで見た方が楽しい →映画館(のようなもの)

自分たちが楽しめ、周りの人にもおすそわけできるような事や物をシェアしていく事で、自然なコミュニティが醸成されるといいなと考えています。

 

PHOTO:Kouji Fujii_Shinkenchiku-sha

■ HOUSE H 緑と戯れる家

建替え前の住宅は、周囲の建て込みと配置の影響から室内に光...

■ HOUSE U 白金の2世帯住宅

白金に建つ2世帯住宅。 敷地は周辺の建物の稜線によってでき...

■ 団地内ショッピングセンター店舗改修 (NISHIKONAKADAI HARIMAU KITCHEN)

再生活動に参加している大型団地中心に位置する、元気の無く...

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ 発想の転換 ポイントとして活きた梁

建物を作る際には構造上絶対に抜けない梁などが存在します。それをデザイン上の欠点にするのではなく、より楽しく暮らすためのポイントとして活かしたいと思いました。
写真の『HOUSE F』では3階の床と建物前面の門型の植栽をつなぐ梁がバルコニーの上部に存在します。これは必要なものなのですが、隠すのではなく写真1枚目の右側のようにブランコを吊ったり、植栽の手入れをするためのはしごをかける場所として活かすことにしました。バルコニーのハンギング型のブランコでは子供たちがよく遊んでおり、とても活躍しています。

例えばリノベーションなどの際にも、構造上抜けない梁や柱、動かせない壁があるケースがあります。そういった際にも欠点としてとらえるのではなく、その家のポイントとして活かすことを考えることも解決方法の一つです。

PHOTO:Kouji Fujii _Shinkenchiku-sha

■ つながる家 植栽の株分けで生まれるゆるやかなコミュニケーション

写真を見ていただくとわかるように『HOUSE F』は緑の多い建物...

■ つながる家 素材使いで空間に統一感を

『HOUSE F』はつながりということを強く意識して設計した家で...