所在地： 岩手県 盛岡市
土地面積： 231㎡
延床面積： 103.95㎡
土地の形状： 平地
建物価格： 2000～2999万円
施工会社： 株式会社HSUS
- 結設計
- >
- 盛岡の家
盛岡の家
-
最小限住居棟のリビングダイニングと二階寝室です。二階は現在寝室だけですが、吹き抜け部分が4.5坪(14.85㎡)あり、床を設けて像背t可能です。白い壁の奥が水回りです。キッチンの奥が子供室棟に続く廊下・車庫となっています。
-
居間食堂と寝室への階段及びその上の吹き抜けです。
-
寝室から吹き抜けを通して居間の大開口を望んでいます。
-
キッチンとバックカウンタ＾から居間方向を望んでいます。
-
車庫及び廊下上のオープンデッキで、二階子供室への通路のサッシを端に引き寄せオープンした写真です。
-
最小限住居棟とその後ろの子供室棟を望む写真です。子供室棟の外壁は一般的下見板貼り仕上げ、手前の住居棟は、私たちが開発した杉の外壁仕上げ材の小校(こあぜ)板貼り仕上げです。
-
住居棟と子供室棟を公園から望んだ写真です。子供室棟は将来解体して店舗もしくは別荘として再使用を考えています。
作品紹介
この家はFSU工法という、私どもが十年ほど前から開発してきた工法でつくられています。この工法は木材を大量に使用することで林業を活性化し、森林整備を促進させて木々を若返らせ、二酸化炭素の吸収量を数倍に増量し、少しでも地球温暖化を遅延させるために開発したものです。
その工法を一緒に開発してきた仲間の家です。この工法は解体とその解体部材の再使用が容易なため、この家では最小限住居棟と子供室棟を繋いで構成していますが、子供たちが独立したら子供室棟を解体して、その解体部材で、お店または別荘として再使用することを考えています。
さらにこの工法は接着剤を使用せず、部材の再使用が容易なので、環境を汚染する廃棄物の産出を削減します。また使用材の殆どを木材としてかつ大量に使用することで、自分の家の建築で、脱プラスチックと地球温暖化の阻止に貢献したいという方には最適の建築工法といえます。
しかも木材の使用料は3倍程でも、殆どを工場加工されて現場にきますので職人の手間が削減されて、工事費も通常と変わりません。むしろ仕様を簡素にできる要素が多い分、そのような割り切りができる方には、割安に建築できます。そのせいか私たちの工法の告知活動が稚拙で殆どの人が知らないのに、開発に協力してくれた関係者には、この工法で建てようする方が多くいます。
photo:斎部功
建築前の土地
盛岡の家建築前の敷地。二階建ての古屋が建っていました。
作品データ
作品集
■ あきる野の家
崖と道路に挟まれた南北に細長い敷地に建つ、20坪ほどの平屋...
■ 鎌倉の家
間口が狭く南北に奥行のある敷地です。その奥行に沿って西側...
■ 崖上桜の家
満開の桜が咲く、二段組大谷石擁壁の崖上に建つ家です。 実...
■ 善福寺の家
敷地が道路より2m程高くなっていて、そこは外階段で上るため...
■ 方円汎居
敷地は道路より1.5m程下がったレベルにあり、集中豪雨の際、...
■ 飯能の家
間口が5ｍ程度の南北に細長く奥深い敷地に建つ家です。 どう...
■ 茅野の家
都内に住んでいる方が当分は別荘として使用し、慣れてきたら...
■ 清浄居
静かで落ち着いた生活を過ごすことのできる平屋の住まいを望...
■ 伊丹の家
千葉県で設計させていただいた住宅の建築主さんに、再度設計...
■ 西伊豆の家
西伊豆の海沿いに建つ平屋建ての家です。茶道と華道の趣味を...
■ 南善福寺の家
地下室と階段共用の二世帯住宅住宅です。 この家もFSU工法で...