キールハウス

  • 2Fリビングとダイニング。建物の基礎を半分下げた結果、約1mの段差ができた。

  • キールがこの住宅の屋根をすべて支える。

  • リビング。崖地に立つため、前面には空が広がる。富士山も見える。

  • 書斎からの見え。キールは採光・換気も兼ねた環境制御装置である。

作品紹介

大きな梁が家の天井を貫く斬新な住まいには柱がなく、広々とした空間を感じることができます。

船のキール(竜骨)のように、大きな梁が住宅の荷重を受け止めてくれるのです。

崖に面した土地なので、安息角(土地が滑り出さない角度を表す工学用語)より下に建物を入れて安定性を確保しています。

構造をうまく活かすために、内部はスキップフロアにしましたが、そのことで2階4層のたてに広く感じる住まいとなり「どこにいても家族の気配が分かる」とクライアントにも好評です。

 

建築前の土地

作品データ

所在地: 神奈川県 横浜市

土地面積: 130.58㎡

延床面積: 103.44㎡

土地の形状: その他変形地

施工会社: 栄港建設

作品集

物件

■ キールハウス

大きな梁が家の天井を貫く斬新な住まいには柱がなく、広々と...