大望路の家

作品紹介

北京市中心部に立地するマンションのリノベーションプロジェクト。閉鎖型の厨房をオープンキッチンとし、広すぎたダイニングスペースの一部を書斎とすることで、心地よい開放性とスケール感を持つ空間とした。改築前から愛用しているヤチダモの家具はそのまま利用し、この材質に合わせて造作家具と木壁を制作、木壁以外はシンプルな白塗装とした。書斎とダイニングを仕切る格子戸は、表側は面が揃えられているが、裏側はうねるような曲面に加工されており、ある角度からは標準的な格子戸に、またある角度からは雲が漂っているような不思議な見えをする。ソリッドな壁面にリキッドな流動性を時折感じさせることで、日常の中に非日常を埋め込むことを目指した。

作品データ

土地面積: 90㎡

延床面積: 90㎡

土地の形状: 平地

建物価格: 2000万円未満

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