HCM 二世帯で住む、巨木の住処

作品紹介

仙台市中心部、細い私道に接する立込んだ狭小敷地に建つ3層構造の2世帯住宅である。

私道に接し、間口が狭く、周りを2階建住宅に囲まれた、仙台市都市部で典型的な密集住宅地である。住宅が接近し、一般的な2階建住宅では十分な採光や通風が見込めないことが予想された。2階屋根レベルまで上がることで、仙台の花火や青葉山の稜線が見渡せる眺望が開けることが解っていたので、3層に屋上テラスがある建物であることと、2世帯同居の車椅子のご両親のバリアフリーへの配慮が求められた。

 

PHOTO:小関克郎

作品データ

所在地: 宮城県 仙台市

土地面積: 124.17㎡

延床面積: 123.6㎡

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