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    矩のつらなり 移住のための平屋の住宅
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    陽傘の家 
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    sandwich apartment 相続した土地に建てた、3軒大きさの異なる部屋が集まった集合住宅
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    光束の家 トラス組で無柱空間の大きなリビングダイニングキッチンを実現した住宅
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    大屋根まわりの眺居 築40年の傾斜地に立つ別荘のフルリノベーション

池田雪絵大野俊治一級建築士事務所

私たちは、クライアントと対話を重ね丁寧に読み解いていくことで、光、環境、素材を吟味しながら、環境負荷の低い建築と魅力ある空間が融合した、愛着を持って長く使われていく建築をつくりたいと思っています。


住所: 東京都練馬区石神井台3-20-9メゾンドクレイン104

TEL : 03-5875-4182
URL : https://www.ikedaono.com/

土地探しも相談可能

土地探しからご一緒に計画を検討していくサポートも行っております。 私たちが提携している「建築家専門の不動産屋さん」と協働することで、 全国での土地探しまでご相談に乗っております。 資金計画はもちろん、建築家の視点から法規やインフラ、メリット・デメリットなどを確認しながら土地探しが出来ます。お気軽にお問い合わせ下さい。

作品集

物件

■ 矩のつらなり

リタイア世代のすまい方のポジティブな可能性を探すプロジェクト。
新天地への移住に際して、後から移る者として地域に貢献し開いていたい、という夫婦の考えのもと、元幼稚園教員の夫人の子供文庫、器楽奏者の夫の簡易ホールを中心に開放性のある住まいが求められた。
しかし、新しい場所で開放と両立するプライバシーも必要ではないか。また、長い時を過ごす空間が豊かであるよう、多様性と展開性のある場をつくり、それが同時に、広く/奥に竹林や小川を抱く奥深い地形を活かすよう考えた。
動物が安心する場所は、見晴らしが良くかつ身を隠せる場所だと聞く。
大屋根の下で矩のついたてが隙間を空けて緩やかにつらなる空間、これを貫く斜めの軸の奥にプライバシー、手前に開放性が高まるよう機能を配置し、軸の左右に交互に重なる矩のついたてが自然な隠れ処にもなる。矩の隙間から、光や緑と地域の顔・風景とが行き来し、豊かな共存が立ち現れるだろう。

■ 陽傘の家

都市生活者である施主が、リタイア後に移住をして、自給度の...

■ 大屋根まわりの眺居

伊豆高原の斜面に建つ築30年の別荘のフルリノベーション。思...

■ sandwich apartment

近年ぽつぽつと空き家が目立つ日当りの良い住宅地。この場所...

■ 段丘の家

横浜の雛壇状造成地にある敷地は、南の擁壁の上には住宅がそ...

■ 鎌倉山のアトリエ

遠くに海を眺める鎌倉山の高台にて、築30年の混構造の建物を...

■ MU

八戸市内の写真スタジオ兼住宅。夫婦のプライバシーと共存し...

■ 光束の家

コンパクトな空間を最大限に活かす為、陽当たりの有利な二階...

■ wooden forest apartment

古い、増築を重ねたアパートの改修プロジェクト。 2階部分は...

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ 音の響きにもこだわった、ミニコンサートができるリビング

大屋根の下で矩のついたてが隙間を空けて緩やかにつらなる空間。
移住後の終の住処に於いて、かねのついたてがプライベートな空間を守り、その隙間が地域と環境に開き、繋がっていくようにと考えました。
この住宅のリビングは、フルート奏者であるご主人の希望で、ミニコンサートができる簡易ホールのような場所にもなるように設計しました。 水平な天井では、音の反響が続き硬い音になってしまうため、天井は角度をつけ、より音が豊かに響くよう非対称な木材の天井としました。 天井が高めの空間の中で居住域を効果的に冷暖房する特殊な床下空調としたため、床は蓄熱性能が比較的高い広葉樹のフローリングを採用。夏はひんやり冷たく、冬はほんのりあたたかく踏み心地もよいフローリングです。
古い楽器や木製フルートと木材の住宅は相性がとても良く、空間全体が楽器のように感じる心地よさと迫力があります。
地域の光や風が出入りする、そんな開けた場所になるよう考えて設計しました。
photo : 鳥村鋼一

■ 空間に主張しない、シンプルで美しいキッチン

器楽奏者でもあり、リタイア前は楽器を作るお仕事もされてい...