• 物件
    石川厚志
  • 物件
  • 物件
  • 物件
  • 物件

KATIS建築設計事務所

建築を設計するにあたり、空間のつながりを大事にし、必要諸室をどのように配置していくか、ご要望等を伺い様々な会話を通して建物を具現化していく過程を大切にし、建て主様と共に建築を育てていきたいと思います。


住所: 神奈川県鎌倉市大町

TEL : 0467-37-3739
E-mail :info@katis.jp
URL : http://www.katis.jp/

土地探しも相談可能

作品集

物件

■ Limpido

敷地は山々に囲まれた住宅地に位置し、2階のどの部屋からも青空や周囲の山々を眺め楽しめるよう考えました。敷地面積100㎡未満、建蔽率40%の制約の中でも、中庭を設けることで豊かな内部空間を実現しています。建物に入った際に出迎えられるような感覚を味わえるよう、 玄関正面に大きなFIX窓を設け、その先にテラスと中庭を眺められ、中庭の奥には横ルーバーを設置し、外部からの視線を遮りながらも光と風を取り込める空間を配置しています。中庭に面する3面をガラス張りとし、窓に太陽や空、山々の緑、ルーバーなどの景色が映り込むことで、 虚像が生まれ、変化のある空間を演出しています。また、WICと便所を除くすべての室に中庭に面した窓を設けることで、中庭に降り注ぐ光が各部屋に行き渡り、各部屋に連続性をもたせ、どこからでも広がりを感じられる空間となっています。 中庭を通じて、他の部屋や階にいる家族の気配を感じ取ることができます。建物全体が中庭を含めて一つのワンルームのように感じられる内部空間となっています。  一方、外部に圧迫感を与えないよう、道路から建物を見上げた際に、建物の中に空と緑が見えるように中庭と窓の配置を工夫しています。

■ Legame

「Legame」はイタリア語で「絆・つながり・結びつき」...

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ ガラス越しに広がる、二層の中庭

100平米に満たない敷地に建築面積40%と限られた条件の中で、この住まいの核となったのが「中庭」でした。
この中庭は、単なる“抜け”の空間ではありません。上下で異なる使われ方があり、昼と夜で雰囲気が変わることで、さまざまな表情を見せてくれます。

中庭に面する部分はすべてガラス張りとし、「反射」を活かした設計としました。
中庭内部のルーバーや素材がガラス面に映り込むことで、実際の広さ以上の奥行きや広がりを感じられます。視線が中庭を介して住まい全体に抜けるため、どこにいてもオープンで伸びやかな住まいを体感できます。

さらにこの中庭は、「二階建ての中庭」とも言える構成です。
1階はウッドデッキのテラスとし、落ち着きと重厚感のある仕上げに。日常の延長にありながら、どこか非日常を感じられる場所となっています。
一方、2階はグレーチングのバルコニー。ライトな床仕上げで、明るく軽やかな北欧テイストの空間です。テーブルを出して外で過ごすなど、セカンドリビングのような役割を担うと同時に、床から下階へ光を落とす役割も果たしています。
夜には中庭に植えた山採りモミジが、アッパーライトで照らされることで、枝の輪郭がルーバーに映し出されます。光によって浮かび上がる影は、昼間とはまた違った印象的な風景をつくり出します。

ガラス張りの住まいだからこそ、「すっきり」を徹底する工夫も欠かせません。
ダストボックスやゴミ箱は天板に開口部だけを設け、投げ入れるだけの仕様にするなど、極力視界に余計なものが入らないデザインに。
日常生活で散らかりがちな部分を想定し、玄関の床下など床の立ち上がりを活かした収納を設けることで、生活感を感じさせない住まいとしました。
中庭まわりのサッシには、木造住宅でありながらビル用サッシを採用。ガラス面を極力すっきりと見せることで、空間の広がりを最大限に引き出しています。

Photo : 矢野紀行写真事務所