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    PHOTO:KOICHI TANOUE

シキナミカズヤ建築研究所

僕がデザインするのは「暮らし」です。
今の暮らし、これからの暮らしを整理することで、住むべき家を模索します。
空間の中では、光を際立たせ、一人でこもれる場でもある「陰」をつくることに気をつかっています。


住所: 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1802−1八反橋フードセンターDAILY RESEACH SSL 

E-mail :info@shikinami.net
URL : https://www.shikinami.net/

作品集

物件

■ ドンコロの家

<6つの部屋と5つの庭>

夫婦、3匹の犬、1匹の猫が住まう家である。犬や猫が自由に動き回れる家にしたいということ、四方が田畑であり開放的な印象のある敷地の中で、農作業者からの視線に配慮した設計とすること、この2点が建主からの要望であった。

まず、大きなボリュームの中に複数の庭を散りばめた。部屋と庭は対の関係で配置され、それぞれの庭には「見る、使う、光を入れる」といった性格を与えた。建物のエントランスから玄関は薄暗い通路、「光を入れる庭」を横目に建物へと入る。その先に見えるのは、壁に囲まれながらも光が差し込む「見る庭」。いつの間にか建物の中に入っていることに気がつけば、その先にあるリビングからは芝敷きの庭が広がり、開放感のある「使う庭」が現れる。2つの庭に挟まれているダイニングは、それ自身も外部であるかのような場所である。そして、ダイニングを挟むように、リビングと対になっている寝室では、開口部の開放感を絞ることで、浴室や書斎の窓先同様に、他の性格をもった庭を「見る庭」へとシフトさせている。そして、アトリエは「光を入れる庭」を独占する、家から距離を置いた特別な場所である。

この家の「庭」には、さまざまな役割がある。5つの庭には、入れる庭と入れない庭がある。それでも空気が連続し、視線がつながることで部屋と庭が、ソトのようなナカのような空間へと広がっていく効果を狙っている。だけど、そんなのおかまいなしに、犬猫たちは部屋と庭のあちこちを、居心地の良い場所を求めながら、ゴロリンとしている。

■ セタガヤの家

敷地は閑静な住宅街の中にあり、近隣には大きな緑地が点在し...

■ イズコウゲンの家

■ アオバの家

敷地は、比較的新しい住宅街、いわゆるベッドタウンと呼ばれ...