marutau arqui 一級建築士事務所
私たち marutau は空間にまつわるデザインをご提案しています。わくわくを共有しながら一緒に空間づくりを楽しみましょう。
住所: 愛媛県松山市永木町2-1-49
E-mail
:info@marutau.com
URL : https://www.marutau.com/
私たち marutau は空間にまつわるデザインをご提案しています。わくわくを共有しながら一緒に空間づくりを楽しみましょう。
住所: 愛媛県松山市永木町2-1-49
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■ Mimosa House
石州瓦葺の屋敷や蔵が残る農家の集落と新興住宅地の境界のような場所に建つ、老夫婦のための住宅。
リビングと2階の和室をつなぐ細長い吹き抜け空間には、屋根を支えるかのように天井に向かって長く伸びる壁一面の棚を設えました。
リビングダイニングと寝室は隣り合わせでこの棚によって仕切られていますが、カラーガラス越しにちらりと様子が見えたり、扉を開けて声がけが出来たりと、コミュニケーションが取りやすいよう配慮しています。
砂丘をイメージした和室は中空ポリカーボネートの半透明の壁から柔らかく光が漏れます。
Photo : Koji FUJII / Yoshimi IKEMOTO / marutau aruqui
■ 暮らしを支える「裏動線」、街に開く「表動線」
雨や雪が多い地域の特性を考慮し、この住まいでは裏動線が暮らしの中心を担っています。
インナーガレージと直結した裏動線は、雨や雪を避けながらそのまま収納庫へアクセスでき、買い物帰りの負担を大きく軽減します。
「暗くて狭い勝手口」とは異なり、裏動線の土間スペースは広く明るいデザインにすることで、洗濯物を干すサンルームとしても機能し、日常の家事を支える場所となっています。
瓦屋根の住まいの、閉鎖的で光の届きにくいという問題を解消するため、一部にガラス瓦を採用。通常の瓦と同じ形状で、強度や防水性を損なうことなく、自然光を取り込むことができます。
この住まいでは裏動線が暮らしを支え、最もよく使う場所にもなるため、実用性はもちろん、いかに気持ちよく過ごせるかが必須だと考えて設計しました。
一方、表動線にあたる玄関は中庭へとつながる開放的な空間です。
将来的にはサロンや地域に開いた場としても活用できるよう、街に対して開かれた玄関として計画しました。
暮らしの裏側を支える動線と街に開く動線。役割を明確にし快適さを追求することで、暮らしの質がより高まります。
Photo : Koji FUJII / Yoshimi IKEMOTO / marutau aruqui