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HITOMA design office

建築という形のあるものだけではなく、
目に見えない空間や季節感・使い勝手・暮らし方等
様々な角度からのご提案をさせていただきます。


住所: 神奈川県横浜市港北区大倉山3-5-11大倉山集合住宅C号

E-mail :info@hitoma-design.co.jp
URL : https://hitoma-design.co.jp/

作品集

物件

■ 晴好雨奇の家

家の空間にはそれぞれの物語がある。

玄関は、子供たちの成長を願う兜やお雛様が飾られ、来客者をもてなしてくれる。

リビングダイニングには、子供たちの楽しそうな声が、子供室から中庭を通して聞こえてくる。

職人気質のキッチン家具は、愛でるほどに、使うほどに、素材の本質を感じることが出来る。

天窓から注ぐ光が、顔を洗う時に、朝であることを教えてくれる。

好きな場所で、物語を楽しめる家。

 

PHOTO:大瀧格

 

■ 回想する家

暮らしながら家具を選ぶ楽しみを味わえるように、設計時には...

■ 空窓の家

青色や宇宙を切り取り、日影からその空を眺めると住まいと空...

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ 住む人の理想の明かりを 好きな照明器具をあきらめない

照明の選定は、実は家づくりの比較的序盤にやってきます。高さが合わないと頭に当たったり、光が視線に入って眩しいなどもあるので、照明器具を決めた上で、その器具の形や大きさを踏まえて設計を詰めていったほうが良いからです。私たちの設計ではこのような順序を採ることがほとんどです。
『晴好雨奇の家』でも、初期の段階で施主の方と一緒に照明探しを行い、「絶対にこれがいい」と施主の方が気に入った吊り下げ型の照明がありました。私もその照明は空間のイメージに合うと思い、意見は合致しました。ですが、取り付ける場所が高さと傾斜のある勾配天井なので、ダウンライトや壁付けではなく吊り下げ型の照明器具を取り付けるには工夫が必要でした。
そこで、天井に吊りハンガーを取り付け、そこに照明器具を吊るすという方法をとりました。天井からの必要な長さを確保できるもので、支持間隔や耐荷重の面で条件をクリアし、照明器具や空間のデザインとなじむ黒パイプの物を探し、設計に組み込みました。
本当に好きなものを条件に合わせて諦めるのではなく、最初から計画に入れ込んでいけるのも家づくりの楽しさかと思います。

PHOTO:大瀧格