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​株式会社神部聡建築設計事務所

スペックでは表せない要望を、対話の中で築き上げていきたいと考えています。お気軽にHPよりご連絡下さい。

 


住所: 沖縄県中頭郡中城村南上原1007

E-mail :office@kambe-archi.com
URL : https://www.kambe-archi.com/

作品集

物件

■ 腰越の家

のどかな里山風景と神社への参道に囲まれた住宅の建替え計画。既存の庭と松を活かしたいという要望に対して、雁行配置により建物と庭を市松模様のように描いている。

 

主寝室では腰掛け付きの窓で松と庭を切りとり、ダイニングでは裏山に咲く桜や紅葉が味わうために窓の高さをテーブルに揃えたりと、場所ごとに異なる外部の扱いや見え方の変化が、外部との多様な関係をつくる。

 

メインとなるリビング天井は庭に向けて片流れの勾配をとり、天井まで確保した開口を壁内に引き込むことで、外の光が天井面に反射しながら優しく奥へと導かれ、内外の連続性に奥行きを生み出している。

 

屋根は平面形状に合わせて切妻を切り替え、場所に応じて異なる棟の高さが山の連なりのように見える。外壁の杉板と相まって馴染みながら、周辺環境と暮らしに根差す建築となった。

■ 名城の家

敷地は糸満市名城ビーチ近く、新たに宅地開発された一角であ...

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ 同じ空間で緩やかにつながる、LDK中心の暮らし

三方を道路に面した敷地に建つコンパクトな住まい。
「子どもたちが個室に籠らず、なるべく家族で過ごす時間を大切にしたい」というお施主様のご要望に対し、広いLDKを中心とした平屋の計画です。

ダイニングカウンターを住まいの中心に置き、そのまわりをキッチンやリビング、個室などが囲むように配置されています。
テーブルの近くに個室の扉を並べることで、リビングやダイニングを部屋の延長として使うことをイメージしました。

I型のキッチンとつなげたL字型の大きなカウンターテーブルは、食事だけでなくお子さまの勉強や家族の書き物など、多目的に活用できるスペースです。 子どもが宿題をしている一方で大人が仕事もできるような、同時利用を想定したゆとりある寸法となっています。
またLDKの一角には小上がりの和室が設けられ、壁や段差を活用して程よい距離感と独立性を持つ場所となっています。
和室の奥まで行けばダイニング側の視線が届きにくい落ち着いた場所であったり、あるいは小上がりの縁に腰を掛ければリビングとの一体的な場所になります。
家族が集まる場所だからこそ、それぞれが関係性を持ちながらつながる多様な居場所と、大きなカウンターテーブルが生み出す「余白」を用意することで、家族での様々な時間が積み重なっていくことを願っています。

■Photo:アーキメディア沖縄