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    【鎌倉長谷の家】 陽が燦々と降り注ぐ中で料理を楽しむことができるセカンドハウス
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    【港南の家】 玄関土間には大胆にピアノが置いてあり、音楽が家族を紡ぐ家
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    【袖ケ浦の家】 4つの個室と2つの収納部屋を内包しながら、20畳のLDKを持つシンプルハウス
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    【袖ケ浦の家】 垂直性を強調した大胆な外観と、飛び出したバルコニーが印象的なシンプルハウス
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    【富士山テラス】 霊峰富士を眺めながらお酒が飲める6mものカウンターを持つ絶景テラス

松岡淳建築設計事務所

現在と未来の生活について対話を繰り返し、「これでいい」ではなく「これがいい」と思える家を一緒につくりましょう。


住所: 神奈川県横須賀市ハイランド3-44-4

TEL : 046-848-1525
URL : https://www.matsuoka-architects.com/

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作品集

物件

■ 鎌倉長谷の家

大仏さんや紫陽花で有名な長谷寺が散歩コースの場所に建つセカンドハウス。「料理を最高に楽しむことができる家」が唯一の要望でした。家族や友達とキッチンを囲んで、まるで屋外で料理をしているかのような開放的な空間としました。

■ 港南の家

横浜の住宅密集地に建つモダンハウス。玄関ホールの吹抜けの...

プロの住宅レシピ

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■ 削ぎ落としの先にある豊かさ──効率美が描く広がる暮らし

千葉県に建てられたのは夫婦と2人の子どものために計画された住宅。
「なんとなく家を建てたい」という思いから始まり、設計事務所を探し回るところから、約2年をかけて辿り着いてご依頼に。 限られた予算の中で、希望された機能と広さをどう両立させるか──そんな課題からこの家の構成が生まれました。

インナーガレージや広い玄関、小上がりの和室など、当初のご要望を足していくと面積は膨らみます。
そこで厳密には用途が違っていても空間を共有できる部分を丁寧に重ね合わせ「無駄をなくす」ことを、暮らしを豊かにする設計手法へと転換しました。

洗面スペースは人がいないときも廊下として機能する構成。使われない時間さえ無駄にしない発想が効率の美学として貫かれています。

そして玄関に隣接する小上がりの和室は、季節の行事にも寄り添う空間。
障子を開けると玄関から雛飾りが見えるように計画し、玄関にお雛様を飾りたい、小上がりの和室を設けたいという2つのご要望を同時に実現しています。

特に外観については、見積もりの段階から重要面を明確にし予算調整がしやすい構成を構築。 サイディングやタイルなど素材の選定にも、コストと構成の両立が意識されています。近隣からは美術館が建つのかと評されるほど端正ですが、実際は効率を極めた住宅だといいます。

特筆すべきは南面の大きな窓。2層吹き抜けのように見える大開口は上下階を分けながらも窓の位置を揃えることで垂直性を強調し、2階の床にあたる部分をサッシと同色のガルバリウムで仕上げることでひとまとまりの大きな面として見せています。

木やタイルの個性を際立たせつつも全体としては調和のとれた、端正でありながらダイナミックな立面を実現しています。

「デザインを選ぶと機能性の検討が後回しになる」と思われがちですが、この住宅は効率の中に豊かさを見出し、両方を犠牲にしない姿勢が貫かれているのです。

効率性を意匠に昇華することで機能とデザインの境界が消え、100㎡に満たない空間に思想と合理が重なり合う。 ──削ぎ落とされたコンパクトな構成の中にこそ、生活の自由度と建築の美が共存しているのです。

■ 境界がほどける視線の抜け──鎌倉に佇む穏やかな週末住宅

鎌倉に建つこちらの住まいは、ウィークエンドハウスとして計...

■ 料理と交流を楽しむキッチン。オープンなウィークエンドハウス

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