IDアーキテクツ

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住所: 東京都墨田区両国1-12-10カネオカビル7階

TEL : 03-3635-5771
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URL : http://www.id-archi.com/

Q&A

建築設計において気を配っておられることは何でしょうか。

 

三つあります。

 

一つは、住宅や病院・商業ビルなど全ての建築において「この建物はカフェ(喫茶店)としても機能するだろうか」と考えながら設計していることです。

 

「喫茶店建築論」と名づけているのですが、人気のあるカフェ(喫茶店)に入ってみると、豪華な造りではなくても「居心地がいい」と感じさせてくれます。

 

建築やインテリアの魅力が「カフェの居心地のよさ」を創り出し、多くの人をひきつける効果を生んでいる訳で、住まいにおいてこそ、そんな居心地よさを実現させたいですし、病院や商業ビルでも「人が集まりたくなる」雰囲気を持たせたい・・・結果としてその建物がカフェ(喫茶店)になっても通用するような建築をめざしているのです。

 

二つめは、例え1軒の住宅であっても素晴らしい建築は世界から注目され得る訳で、そういう可能性を感じられるような設計を常に追求していることです。

 

ただし、我々の作りたいものを主張するというのではなく、あくまでもクライアントさんのご要望や個性を反映することを最優先にすることで、結果として世界が注目してくれるような唯一無二の建築を届けられるのが理想であり、我々のめざすところでもあります。

 

三つめは、コスト管理の徹底です。

クライアントさんのご要望を積み上げると往々にして予算をオーバーしてしますが、長年建築を手がけて築き上げた数多くの引き出しを駆使してご納得のいく提案をお届けしています。

 

まずご要望をかなえる図面と仕様書を描き、必ず複数の工務店から合見積りをとり、競争効果による工事費の低減を図ります。

それでも予算をオーバーした場合は、減額仕様変更のお打ち合わせを積み重ね、再度の合見積りを行ったり、1番札の業者と徹底的に協議して、予算に近い工事費に邁進します。

 

このとき、長年建築を手掛けて蓄積したきた数多くの引き出しを駆使して、最終的に、要望をあきらめた感のない、ご納得のいく提案をお届けします。

ご夫妻でチームを組まれています。

 

妻(ふみ子氏)は「無理なく無駄のない使い勝手」をモットーに、家事動線などを考慮した内部空間を提案するのが得意で、私(善彦氏)は外観を始めとするトータルデザインや構造をメインに担当しています。

 

二人に共通しているのは「クライアントさんの人生観や個性をどう引き出していくか」を大切にしていることです。

 

何よりも重要なのは、家が建つ場所です。

周囲が田畑に囲まれた一軒家と都心の一軒家が似たような建物であっていいはずがありません。

家を建てる土地の歴史や環境を踏まえた上で、クライアントさんやご家族の人生観や個性を反映できる、そんな建物を設計することを心がけています。

 

内部空間は家族の成長などによって使われ方が変わっていきますから、未来を見通しながら考える必要がありますし、外観や構造は経年変化以外には変わらない訳で、この先数十年に渡って受け継がれていける普遍性と、クライアントさんによって異なる特殊要因の最適解を見つけることが大切です。

 

さまざまな要素を踏まえた最適解をデザインの力で見つけ出すのが建築家の腕の見せどころであり、複眼による設計提案だからこそ、難しい状況をクリアしながらクライアントさんにご満足頂ける建築をお届けできているのだと感じています。

作品集