西向日の家

作品紹介

新築の木造住宅。
フルートやピアノを演奏する住み手にとって音楽室は暮らしの一部であり、独立した空間でありながら部屋同士は音や気配が響き渡るような、生活空間とつかず離れずの自立した関係を目指した。
単純な家型の中に、生活空間と音楽室が肩を並べるように入り込む。音楽室は音響を考慮して木毛セメント板で覆われた空間とし、生活空間は水平の広がりをもたせ、柱と梁による木軸フレーム空間とした。部屋同士の境界を設えることで小さな居場所がうまれる。
音楽を聴きながら読書をしたり、お酒を飲んだり、寝転がんだり…名もなき居場所が住み手と共に成長していく家。

作品データ

延床面積: 90㎡

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