■ 枯淡の家
プライバシー性を重視し、住宅を囲むように前庭、中庭、裏庭...作品紹介
宇都宮市の住宅街に、片流れ屋根のモダンでスタイリッシュな木造平屋建て住宅をご提案。家族のライスステージに寄り添い、住まいも一緒に変化していける家。そんなイメージが込められています。
LDKは、敷地形状に沿うように建物を配置することで敷地の広さを最大限に活用し、42㎡の広々とした空間が実現しました。
リビングの大開口から差し込む自然光がLDK全体に広がり、日中は照明に頼ることなく、明るい空間で心地よく過ごすことができます。キッチンは、グレー色を基調とし、シンプルですっきりとした仕上げとなっています。キッチンをはじめとする水回りの床材を、フローリングではなく塩ビタイルとすることで、デザインの統一感を持たせられるのと同時に、水や油がこぼれても染み込みにくいため、掃除がしやすい等のメリットがあります。リビングの一角に設けたキッズスペースはお子様が小さいうちは目が届くようオープンスペースに。将来は子ども部屋として間仕切ることができます。
「傾聴の家」は、「中間壁」を採用することで、個々の空間が壁によって遮断されず、空間どうしが繋がり合い、奥行きが生まれます。そのため、家のどこにいても家族の気配を感じられることができます。また、「傾聴の家」は回遊性のある間取りとなっています。
空間どうしが心地よくつながることで、家のどこにいてもスムーズに移動できます。そのため、毎日の家事や生活も快適に、効率よくこなせます。例えば、玄関からパントリー、キッチンへと直結している設計により、食料品などの買い物後、そのままパントリーへ手間なく収納できる便利さが生まれます。
ランドリールームをファミリークローゼットや脱衣室と直結させることで、脱ぐ・洗う・干す・片付けるといった家事動作を効率的かつスムーズに行えます。毎日繰り返す生活動作だからこそ、無駄のない動線計画が重要です。
暮らしの快適さを高めるだけでなく、家族が過ごす大切な時間をより豊かなものへと導いてくれます。