アクアレイヤーとは水の熱容量を利用した水蓄熱式床暖房です。床下に敷き詰めた水パックを熱源で温め、床下に大量の熱容量を確保。室内気温を一定に保ちます。夏は冷気を蓄冷することでエアコン運転を低減できます。

パック内の水は温度差により自然対流するため熱を均一化し分散します。これにより床暖房の懸念点である低温やけどの心配がなくなり、乳幼児や高齢者、ペットのいるご家庭でも安心して快適な室内環境を保てます。

エアコン、ヒートポンプ、ボイラー、シートヒーターなど、多彩な熱源システムも魅力です。さらには太陽光発電との組み合わせで消費電力を必要最小限に抑えることができます。

万一の火災時には水の蓄熱力が温度上昇を遅らせ延焼遅延を可能にします。またパック内の水は水道水のため災害時の生活用水として役立ちます。水が音振動を吸収し生活音も軽減されます。床暖房以外にも多機能です。

多くの床暖房と異なり熱源の上に直接床材を設置しないため床材の伸縮が起きません。無垢材やタイル、石などお好きな床材を選べます。また二階や壁面にも設置可能なため床を壊さずリフォームでも導入できます。

水蓄熱床冷暖房/高機能床暖房/株式会社イゼナ 

床冷暖房/床暖房/水蓄熱アクアレイヤー(Aqua Layer)

製品紹介

ランニングコストをかけずに、蓄熱しながら冷温熱を部屋中に運ぶ蓄熱材が「水蓄熱アクアレイヤー」です。
熱源にエアコンを用いた場合には冷暖房として、ヒーターや温水配管(ヒートポンプ・ボイラーetc.)を用いた場合には高機能床暖房としてお使い頂けます。
優れた蓄熱能力を持つ「水」。その力を安全・安心に床暖房に活用する画期的な仕組みは、早大・都立大学などと長年の共同研究によって科学的に裏付けられており、優れた性能と低いランニングコストは、多くの建築家から「床暖房の最高峰」と高く評価されています。

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プロの評価コメント (3)

GOU設計
建築家 / 野口 捷二

設計する住宅のほとんどで採用しています。
一般的な床暖房は、パネルの入っている部分が局所的に温度が上がり、
不快であると同時に、低温やけどなどの危険性がありますが、
アクアレイヤーを使用することで水の自然対流が熱を拡散し
全体を万遍なく温めてくれます。
設置して20年以上経過している住宅(シートヒーター熱源)もありますが、
メンテナンスフリーで現在も快適に過ごされています。
最近は、エアコンを床下に設置して熱源にすることをお勧めしています。
ヒーターよりもランニングコストを下げることができます。

角倉剛建築設計事務所
建築家 / 角倉 剛

非常に高機能な「水蓄熱式」の床暖房です。
蓄熱能力が高い水の特性を最大限に活かしていることもあって温度が極めて安定しており、室内が快適に保たれます。
水の対流によって熱が分散されるので、熱が特定の箇所にこもることもなく、低温ヤケドなどの心配もありません。
システムとして実に優れた床暖房だと思います。

彦根明建築設計事務所
建築家/彦根明

床暖房システムは数多くありますが、水蓄熱を利用したアクアレイヤーは快適さが段違いなので、施主さんにも必ずといっていいほどお勧めしています。冬の外気温は朝方が最低で昼過ぎに最高となり、夕方にかけて下がっていきますが、アクアレイヤーの温度は逆位相を描くように運転するので、室温をほぼ一定に保つことができるのです。地下1階地上2階建ての住宅でデータを取ったところ、地下が24度、1階が22度、2階が20度となっており、輻射熱なので風も出さす、室内を実にさわやかな温度に保ってくれます。秋から春にかけてアクアレイヤーを使用すると、朝起きるのが全く苦にならず、精神的にも余裕ができます。私自身も自宅で採用して快適さを実感しています。

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