プロの住宅レシピ 住宅街で叶える、庭と緑を育む暮らし
安藤 亨英 ・ 安藤 節子
住宅街でありながらも、敷地の目の前には雑木林が広がり、自然がすぐそばに感じられる環境。その豊かな緑と庭をひとつの風景として融合させ、自然を身近に感じながら暮らせる住まいを目指しました。
「将来的には雑木林の緑に家が包まれるくらいの庭にしたい」というお施主様の思いから、これから大きく育っていく樹木を中心に植栽。ハーブ、季節の野菜も栽培し、趣味の家庭菜園も楽しめます。
庭の優先順位はとても高く、家づくりの初期段階から「家族で思いきり過ごせる庭をつくる」ことを大切にしてきました。
家族でブルーベリーを摘んでおやつにしたり、ボール遊びを楽しんだりと、自然と触れ合う時間は住宅街を感じさせません。
リビングと庭のつながりも大切にしています。
庭と室内がひとつながりに感じられるよう、全開放できるサッシを採用。窓を開けるとウッドデッキがリビングの延長として広がり、内と外の境界が曖昧になります。デッキには自然素材を採用し、自然の風景にやわらかく溶け込むように仕上げています。
緑の中にぽつんと建つ住まい...そんな風景を思い描きながら、植物の成長を楽しみ、庭を育んでいます。