プロの住宅レシピサッシの使い分けでコストを抑えて木の質感が活きた空間をつくるレシピ

FEDL（ファーイースト・デザイン・ラボ）

伊原孝則

照明カーテンレール

【左】木とアルミサッシの調和のとれた窓
【右】上部は木枠のFIX窓

カーテンレール

可動の掃き出し窓はアルミサッシ

カーテンレール

木の雰囲気を活かした大開口と片開きのカーテン

吹き抜けの２階部分から見えるのは木枠の窓

大開口の空間はとても気持ちの良いものですが、大きくなればサッシの存在感も増してきます。木の質感を活かした空間の場合、すべてを木製サッシにできればそれは美しいですが、大きな窓を木製サッシだけで揃えるとかなりコストがかさんでしまいます。そこで考えたのが吹き抜けの高い位置などのFIX窓の部分は木の枠を取り付け、掃き出し窓などの可動窓の部分はアルミサッシにするという方法です。これにより、コストを抑えながら木の空間のテイストを崩さず大開口を実現できます。
写真の住宅でも上部のFIX窓は木枠、柱も木、一階の可動部分はアルミサッシを採用して調和の取れた空間となっています。

窓

木製サッシ

サッシ

インテリア

木の家

大開口

採用されている製品

照明／FLOS

フロスジャパン株式会社

FEDL（ファーイースト・デザイン・ラボ）

伊原孝則

ここが私の評価ポイント！

採用製品：AIM（エイム）
IRITA BEACH HOUSEの吹き抜けで使った製品です。ボリューム感とスタイリッシュさを併せもっているペンダントライトです。絶妙な大きさで吹き抜けのような高いところでも存在感がありますが、大ぶりすぎず、ダイニングにもマッチします。長くデザインされたコード部分で光源の方向や高さを調整できるようになっているのでイメージに合う光を演出できます。

採用製品

この製品を現在( 4人)のプロが評価しています！

トーソー株式会社

FEDL（ファーイースト・デザイン・ラボ）

伊原孝則

ここが私の評価ポイント！

ポールタイプのカーテンレールで、ランナーがブラケットを通過できるようになっている機構になっていて、大開口のカーテンも一本のカーテンレールで端まで引くことができます。他にはない独自の仕組みで、大開口のカーテンも片開きにできるので家具配置や出入りの自由度がアップします。天付けできない、傾斜天井などの際もこれならばカーテンを一直線に引けるので、設計の自由度が増します。おすすめできる製品です。