プロの住宅レシピ 小料理屋を開きたい!将来を見据えたキッチンリフォーム

多田建築設計事務所
多田 博
レンジフード 照明

築60年の住宅のリノベーション

窓を開けると建具が完全に隠れ、キッチン奥の土間と一体に

キッチンからつながる通り土間

将来的に自宅で小料理屋を開きたいお施主様の住宅のフルリノベーションです。
この住宅は、玄関から庭側へ土間でつながっていて、直接靴のままで行ける通り土間になっています。
キッチン横の木製ガラス戸を開けると、ドアは完全に隠れ、この通り土間と一体化。キッチン裏の独立した客室となる和室へとつながります。キッチンは作業がしやすいようコンロとシンクに分け、シンク側をアイランドにした造作キッチンです。岐阜の家具職人さんに丁寧に造っていただきました。
通常レンジフードの壁は防火や防水という機能性が必要なため、タイルやキッチンパネルを採用することが多いですが、この住宅ではフレキシブルボードというセメントを固めたような質感のボードを採用しました。コンクリートの素材、質感の面白さを生かしながら、木製ガラス戸と共にキッチンの雰囲気を引き立てます。
陶器の文化が残る歴史ある街の瓦屋根が美しい平屋の住宅。その雰囲気を大切にした住宅のキッチンです。

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採用されている製品

レンジフード|アリアフィーナ
アリアフィーナ株式会社
多田建築設計事務所
多田 博
ここが私の評価ポイント!
国産でデザイン性が1番良いと思うのがこのアリアフィーナのシリーズです。煙を受ける換気口の形が非常に薄くできているので、デザイン的にスッキリしており、今回の住宅の雰囲気にもよく合うので採用しました。
採用製品
照明|flame-フレイム-
flame
多田建築設計事務所
多田 博
ここが私の評価ポイント!
壁から片持ちで出ているアームが回転したり、コード状になっている部分で照明器具が上下に調節できるので、テーブルや用途によって調整ができるところがこの製品の素晴らし差だと思います。これひとつあるだけでも空間の印象が変わります。おしゃれですし、使いやすいので、特にダイニングで気に入って採用しています。
採用製品
多田建築設計事務所
多田 博

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