プロの住宅レシピ 家事動線を真剣に考えた家事完結型キッチン

田邉淳司一級建築士事務所
田邉淳司

印象が統一された生活感が出すぎないキッチン

写真の扉の向こうがパントリー

パントリーの扉を開いたところ。冷蔵庫と洗濯機も収まっている。

ダイニング側からキッチンを臨む

私自身も料理をすることもあり、キッチンをはじめとした家事の動線はとても重要だと考えています。どのように暮らしたいかを真剣に考え、使いやすさとデザイン性を両立させることを住宅を設計する上でとても大切です。洗濯動線や、買い物動線など、生活の中には暮らしやすさに大きく関わる動線が数多くあります。このマンションの改修では、キッチン周りで家事が完結することを企図しました。
写真1枚目のキッチン左側に造作のデスクを設け、レシピ本を広げたりちょっとした書類作業などもその場でできるようにしました。
生活感の出がちな冷蔵庫は写真2,3枚目のパントリー内に収め、買い物してきたものは冷蔵庫とパントリー内にそのまましまえるようにしています。
さらに洗濯機もパントリー内に収め、洗濯物をしながら別家事をしていても行ったり来たりせずに作業を完結できるようになっています。生活感を隠しながらも暮らしやすさを考えたキッチンです。

シェアする
田邉淳司一級建築士事務所
田邉淳司

他の家づくりのアイデア

プロの住宅レシピ カテゴリ