プロの住宅レシピ 発想の転換 ポイントとして活きた梁

かまくらスタジオ
福井啓介・森川啓介
キッチン 天然塗料

写真右のバルコニー奥に見える赤みのある梁には、ブランコが下がっている

建物横から。前面の門型の植栽上部と建物本体3階の床をつなぐ梁が見える。

バルコニーから見上げた梁

塗り壁

室内から張りのある方向を臨む

建物を正面。右側にかすかに梁が見える。

建物を作る際には構造上絶対に抜けない梁などが存在します。それをデザイン上の欠点にするのではなく、より楽しく暮らすためのポイントとして活かしたいと思いました。
写真の『HOUSE F』では3階の床と建物前面の門型の植栽をつなぐ梁がバルコニーの上部に存在します。これは必要なものなのですが、隠すのではなく写真1枚目の右側のようにブランコを吊ったり、植栽の手入れをするためのはしごをかける場所として活かすことにしました。バルコニーのハンギング型のブランコでは子供たちがよく遊んでおり、とても活躍しています。

例えばリノベーションなどの際にも、構造上抜けない梁や柱、動かせない壁があるケースがあります。そういった際にも欠点としてとらえるのではなく、その家のポイントとして活かすことを考えることも解決方法の一つです。

PHOTO:Kouji Fujii _Shinkenchiku-sha

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