プロの住宅レシピ コンパクトなのに開放的!三角屋根の高低差を活かした子ども部屋

株式会社中山大輔建築設計事務所
中山 大輔
フローリング

合掌のような屋根構造にすることで、柱を持たない空間へ

窓から階段側を見る

階段の手すりと転落防止柵に棚を組み込み本棚や収納スペースへ

階段を上ると広がる空間はとても印象的

25坪の小さな住宅。
隣家の日差しを遮らないよう、急こう配の三角屋根と高さを抑えた住宅設計で、周囲との調和を大切にしながら、狭さを感じさせない開放感ある空間を実現しました。
2階にある子供部屋では、三角屋根の特徴を活かした高低差で、1.5メートルから2.7メートルまでの高さの変化が、広がりを生み出しています。柱を使用せず、合掌のような屋根構造にすることで、視覚的な障害をなくし、限られたスペースでも狭さを感じさせない広々とした空間を実現しました。
また、階段の手すりと転落防止の柵を棚として組み込み、収納と本棚として活用。床材で造作することで、空間に溶け込みながらも機能的で美しいアクセントとなっています。
斬新な構造と空間を無駄にしないアイデアで、コンパクトながらも広がりと開放感のあるこども部屋となりました。

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採用されている製品

セーフティボード|中千木材
中千木材有限会社
株式会社中山大輔建築設計事務所
中山 大輔
ここが私の評価ポイント!
■採用製品:セーフティボード 規格品で厚さ40ミリの厚みのある床材は珍しく、床材兼天井材として採用しました。 15ミリのものもあるので、造作の際も扱いやすく、強度も高いので、色々な場所で使える良い製品だと思います。 工務店さんからのお墨付きもあり安心感もありました。
採用製品
株式会社中山大輔建築設計事務所
中山 大輔

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