てのひら盆栽デザイナーのアトリエ付住宅。
屋上と1階の庭に盆栽棚を設けることを検討しましたが、厳しい日差しから盆栽を守ることと、より手軽に盆栽の手入れができることを考え、住宅の2階にぐるりと広がるバルコニーに盆栽棚を設けることとしました。
盆栽棚は、耐荷重性を考慮し住宅の基礎に使用する材料で製作。外部からの視線を遮るルーバーの役割も果たしています。
外から見ると、建物から盆栽の緑が覗き、住宅自体がアトリエの象徴となっています。
細やかな手入れが必要な盆栽。テラスに盆栽棚を設置することで、寝起きでも人目を気にせず水やりもできるので、利便性が高く、手入れが容易になります。