プロの住宅レシピ 人通りが多い住宅街でも実現!カーテンをもたないダイニング

ハース建築設計事務所
久我 義孝

中庭が絵画の様に飾られたダイニングはカーテンなしで生活が出来るよう工夫されている。

ミニマリストのお客様は家具を置きたくないとのことから、出窓をソファーと収納にすることで実現。

隣り合う和室へも光が入り美しく中庭が見えるため、心地が良い場所となっている。

暗く圧迫感を感じないよう大きな光天井を設置。曇りの日も明るい。

学校が近く、人通りが多い住宅地。
ミニマリストのライフスタイルを大切にするお客様は、カーテンなしの生活を希望されました。
この希望を実現するために、中庭をボックス状にし、窓を囲うことでプライバシーを確保。カーテンなしの快適な生活を可能にしました。窓からは目隠しにもなる植栽が絵画のように美しく切り取られ、空間を飾ります。
また、ダイニングにはテーブルのみを置きたいとの希望から、出窓を座れるベンチとし、出窓下には収納スペースを配置することで家具などをもたないスッキリとした空間となりました。
ダイニングの中央にある大黒柱は、キッチンとダイニングを緩やかに仕切る象徴として配置にこだわっています。さらに、光天井を設けることで、部屋全体が非常に明るく、柔らかく優しい自然光がダイニングを包み込みます。
開放的で無駄がない、ミニマリストのご家族にも理想的な空間となっています。

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久我 義孝

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