• 物件
  • 物件
  • 物件
  • 物件
  • 物件

木村哲矢建築計画事務所

 安心して気持ちよく日々お暮らしいただけると共に、何がしか新鮮な驚き・歓びに満ちた生活が営めるような、“心が新しくなる住まい”をご提案させて頂きます。


住所: 大阪府箕面市西小路5-5-5 , 555ビル505

TEL : 072-737-9540
E-mail :info@tetsuyakimura.jp
URL : https://tetsuyakimura.jp/

土地探しも相談可能

作品集

物件

■ 山陰の住まい

《大人の建築》

二方が道路に面した敷地に、平家で建つ住まいです。
通風採光のためにいくつも庭をちりばめた間取りでは、広がりをより感じさせるため主庭に面して室を斜めに雁行させ、大きな平面形に対しては回遊性や曲折する動線で変化や利便を図っています。 軒の深い大屋根の重なりは住まいの外観に落ち着いた陰影を与えるとともに、屋根をそのままあらわした室内は、おおらかに包まれた安らぎを醸しています。
一方、深く大きな軒は冬の山陰では室内を充分な光で満たしてはくれません。天井の隅に設けた天窓の、障子を透過した光はその下の斜めの壁で反射して拡散し、室内を柔らかな光で補います。
深い軒の下、外壁に張られたスクラッチタイルは一枚一枚が異なる表情を見せています。その壁面には、さりげなく模様張りをしのばせました。

おおらかで包容力に満ち、表層的な美ではなく内面からにじみ出る魅力を備え、ずっと前からそこにあったようでありながらみずみずしさ新鮮さを備え、時間とともにますます醸成していく、品位ある建築…
そのような住まいを願って心を込めて設計させて頂きました。
      

 

Photo : 中村写真工房 中村大輔
掲載:「A-Collection」 020号

 

■ みどりの健康住宅(高齢化対応定住型)

 《行き交う視線 回遊する住まい》   この住ま...

■ 小浜の民家再生

《小浜の民家再生》 明治12年(1879)に建てられた民家の改...

■ 箕面 中庭のある住まい

 大阪北摂に建つ子育て世代の住まい。ウッドデッキの中...

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ 光と天井の調律──家族の時間を包む二世帯の住まい

京都府に建つ木造2階建ての二世帯住宅。
60〜70代の親世帯夫婦と、子世帯夫婦・子ども2人が共に暮らす住まいです。

1階は共有スペースと親世帯の寝室、2階は子世帯のプライベート空間として構成。リビングダイニングや風呂、玄関は共用とし、世代が自然に行き交う距離感を意識しました。

お施主さんが以前の作品「山陰の住宅」を気に入られ、鳥取の現地まで足を運んで内外をご覧になり依頼に至ったという経緯から外壁には同じタイルを採用。

敷地の奥行を活かして車庫と正面玄関との間には屋根のかかった半屋外の溜まりの空間を設け、雨にぬれす常に正面玄関から出入りできるようにしました。その壁面上部には京都の町家を想起させる魔除けの焼き物「鍾馗(しょうき)さま」を飾り、家を守る小さま守神のような存在にしています。

玄関を入ると小さな中庭が迎え、障子越しの柔らかな光が足元を照らします。抑えられた明るさの中で視線を低く導く設計は、わずかな空間にも奥行きを与えています。

内部では「天井の建築」が大きな特徴。天井の高さや仕上げを部屋ごとに変えることで、バリアフリーを考慮しながら機能と心理の両面から暮らしを整えています。

吹き放しのアプローチから竿縁天井、真鍮の目地棒を組み込んだ杉板の天井など、空間ごとに異なる表情に。
2階北側の高窓からは光が落ちダイニングを穏やかに包みます。

料理家でもある奥様のこだわりでキッチンは特に明るく設計。照度や色温度を細かく指定し、低めのカウンターとスツールを備え、軽食も楽しめる柔軟な構成です。

天井に込められた意匠と光の調律が、世代を超えて穏やかに共に暮らす日々を包み込んでいます。

Photo:中村写真工房 中村大輔

■ 伏見の景観に寄り添う──焼杉が包む素の住まい

京都・伏見の川沿いに建つ、一人暮らしの男性のための住まい...

■ 猫のための特別な仕様がなくても快適!狭小住宅で猫と暮らす工夫。

とてもコンパクトな住宅のため、猫のための特別な仕様にはせ...

■ 音楽リビングのある住まい

音楽室と言えば、防音のため地下や半地下に設計するイメージ...

■ 作ってよかった!小さなリビングの中の、小さなスペース。

とてもコンパクトな住宅のため、少しでも拡がりを得られるよ...