プロの住宅レシピ 作ってよかった!小さなリビングの中の、小さなスペース。

木村哲矢建築計画事務所
木村哲矢

デスクコーナーは適度なこもり感がある落ち着くスペース。デスクとつながって手洗いコーナーがあります。

リビングからみたデスクコーナーの様子。両方からアクセスできる回遊式。

キッチンからデスクコーナーとリビングダイニングを見た様子。親の目が行き届きます。

ダイニング側からはデスクコーナーは完全に死角となっています。

とてもコンパクトな住宅のため、少しでも拡がりを得られるよう2階に設けたワンルーム形式のLDK。

建築主の方より、「リビングの中に区画されたセカンドリビングのようなコーナーを設けたい」との要望がありました。
コンパクトな住まいだからこそ、すべてが一望できてしまう単純なワンルームより、小さくても陰になるスペースがある方が、異なる空間体験の場が生じて住まいにもひろがりが感じられると思い、LDKの一角にデスクコーナーを設けました。
両面が棚のパーティション家具でリビングと区画され、リビングからは見えませんが、キッチンからは様子が垣間見れます。
こもり感のある小さなスペースも、天井でつながり、通り抜けになっているので閉所感がなく、安堵感も感じられます。
リビングダイニングの一角にあることで、子どもたちが学習や読書をするハードルが下がり、机に向かうスピードがとても速くなったそうです。
学習や読書はデスクコーナー、ゲームや団らんは食卓や子供室とルール付けをしたことで、子どもたちの頭の切り替えもスムーズにできているそうです。
大人もPCを開いたり、読書をしたりとそれぞれの使い方を楽しんでいます。

食卓で勉強も遊びも...と全てを行うと、常にテーブルの上は物で溢れ、ストレスの原因になりますが、デスクコーナーのおかげで、人も物も場所にめりはりができ、家族みんなのストレスが軽減されているそうです。

小さなお住まいの小さな一角は、とても大きな意味あるスペースとなったと思います。

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