• 物件
    PHOTO:KONDO STUDIO

畝森泰行建築設計事務所

家には答えがありません。その場所の条件やお施主さんの個性、時代の価値観など様々なものが合わさってひとつの家を形づくります。たくさんの対話や試行錯誤を通じて、家という可能性を一緒に探したいと思います。


住所: 東京都台東区浅草橋3-12-6 BASE

TEL : 03-6261-3708
E-mail :office@unemori-archi.com
URL : https://unemori-archi.com/

作品集

物件

■ Houses,2022

一つの土地を割って二棟の家を建てています。二つの建物は間に共有の路地を持ち、親類同士の子供たちや家族が行き来して暮らしています。昨今は、家や家族の在り方がどんどん閉じた形になってきていると感じます。しかし、お互いに見向きもしないような家ではなく、プライバシーは保ちつつもシェアする場を持ったり、周りと環境を共有しながら暮らすことで生まれる生活の豊かさも大切なものだと考えます。

 

PHOTO: 中村絵

■ Father and Son’s House, 2022

PHOTO: Atelier Vincent Hecht

■ House Tokyo, 2019

PHOTO: 中村絵

■ House in Takaoka,2020

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ 高所の窓も開閉可能 はしごをかけられる吊り手すり

この住宅は限られた床面積や空間を最大限活用するために様々な工夫を行いました。その一つがこの屋根梁から吊って設置した手すりです。
お子さんのいるお宅では安全性の面から難しいですが、ここは大人2人の住まいなので、2人の暮らしやすさや開放性に焦点を絞って設計しました。まず、空間で目線を遮るものを減らすため、手すりを下から支えるのではなく、細い金属の吊り材で上から吊る形にしました。さらにこの手すりをダイニング側まで延長して、そこに備え付けのはしごを引っ掛けられるようにしました。このはしごで高い位置の窓も開閉することができます。
高窓は開けられないFIX窓になりがちですが、この家の窓は明り採りだけでなく大きく窓を開けて換気を行うこともできます。これもお子さんがいる場合は安全面で一考が必要ですが、楽しく快適な住まいの工夫です。

■ 空間を効果的に切り替える、DINKSの住まいの吊りソファ

この住宅はご夫婦ふたりの住まいで、小さくても広がりを感じ...

■ レイアウト変更に対応できる可動式ペンダントライト

これは自邸で行っているものですが、既製品のペンダントライ...

■ 熱循環で天井の高い空間を快適に

私の設計する天井の高い家にはよく取り入れている仕組みです...

■ 開閉式シェードで室内と路地をゆるやかにつなぐ

昨今の家は閉鎖的になりがちですが、周囲とつながる生活の豊...