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島田義信建築設計事務所

住所: 埼玉県熊谷市桜木町2-61-1  

E-mail :y-shimada1217@cotton.ocn.ne.jp
URL : http://www.y-shimada-archi.com/

土地探しも相談可能

作品集

物件

■ 高窓のある家

午前中の横からの光を最大限に取り込むため、2階リビングの上に大きなハイサイドライト(高窓)を設け、柔らかい光が室内をめぐる、とても明るいリビングです。
リビングには川を眺める窓やベンチを設け、四季折々の川の風情や川沿いで催されるイベントを楽しめます。

■ 自由を内包する家

農地の中に住宅が点在する地域に建つ住まい。施主様は、開放...

■ アジアンモダンな家(リノベーション・住宅)

築15年の中古マンションの一室をリノベーションし、省エネル...

■ シーンのある家

閑静な郊外の住宅地に日常生活の中にリゾートホテルのような...

■ S邸

「第2回 埼玉建築文化賞 優秀賞」受賞作品です。お寺のお家...

■ アンティーク家具が似合う家

ソファーやピアノ、アンティーク家具に合わせて、トーンを落...

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ 「余白」が暮らしを育くむ、大空間の平屋

こちらの住まいをつくる上で、お客様のご要望は明確でした。
1、木造でトラス構造の大きな空間。
2、コストを抑えたい。
3、基礎を活かしたコンクリート床。
とにかく「何もない大空間にしたい」ということで、多用途に使えるよう使い方を限定せず、「何かをつくる」というより、空間を「残す」という視点で設計を行いました。

柱をなくしたトラス構造では、三角形を組み合わせることで強度を確保しながら、遮るもののない広々とした空間を生み出しています。 建物全体は大きな筒状の構造体で、その中にぽんと置いた白い箱の中には、お風呂・トイレ・キッチン・寝室といった暮らしの最低限の機能を集約。限られた面積に必要な機能だけを詰め込み、残りはすべて自由に使える、リビングを兼ねたフリースペースとして設計しています。

リビング兼フリースペースでは、趣味や作業にも対応できるよう、換気扇やコンセントの位置にこだわっています。また開けた空間でも快適に過ごせるよう、断熱性能にも配慮し、快適な温熱環境を保ちます。
農地に囲まれた敷地環境を活かし、南側の農地に向けて、大きな開口を設けて外の風景を取り込みました。一方、北側の道路側は、細長いスリット窓も採用し、採光と視線のバランスを調整。環境から導き出された設計で、快適さを高めています。

内装のデザインも、シンプルに徹しました。構造用合板の壁やあらわしのトラス梁など、建物の構造そのものが空間の表情となり、素材の力をそのままインテリアに昇華させました。その中に真っ白な箱を対比的に置くことで、空間全体のコンセプトを際立たせます。

現在、お施主さまご自身で、白い箱の周囲にDIYで部屋をつくっているとのこと。暮らしながら住まいを育てる、「余白」から生まれた暮らしの楽しみ方です。