所在地： 神奈川県 横浜市鶴見区
土地面積： 69.1㎡
延床面積： 84.26㎡
土地の形状： 狭小地
施工会社： 株式会社ユービーエム
- ヤマサキアトリエ
- >
- Tsurumi M House
Tsurumi M House
-
ファサード：3階がセットバックしており、2階屋上がテラスとなっている。前面道路は狭く、反対側の家の開口部も近いので、敢えて道路側に開口部を設けなかった。Photo by 繁田諭
-
ダイニングからリビング方向を見る。階段スペースを中央に挿入することでLDKを緩やかに分割し、奥行き感を出した。Photo by 繁田諭
-
コンパクトで機能的なダイニング空間。Photo by 繁田諭
-
リビングと半内部的バルコニー：バルコニーの向こう側は崖地となっており、眺望が得られる。このような狭小住宅としては大きいバルコニーだが、このような空間の使い方がかえって住まいにゆとりを生む。Photo by 繁田諭
-
階段スペースから下階のリビングとバルコニーを見下ろす。Photo by 繁田諭
作品紹介
横浜の丘陵地帯に建つ3階建ての小住宅。前面道路は勾配があり4m以下の幅員、不整形な狭い敷地だが、西側が斜面となっていて見晴らしがいい。敷地条件としては特殊である。
このような敷地条件にあっても、ここだけに成立するような特殊な住宅ではなく、プロトタイプとしての普遍性を持つような住宅を目指して計画した。
プランは中央部に階段を設けて各階の空間を分節している。１階は夫妻の寝室と洗面浴室などの水回り、２階は階段を挟んだLDKとバルコニー、３階は子供室となっている。リビングに配した半外部的な空間のバルコニーが、都市と家族のプライベートな生活との1つの距離感を表現している。
