ヘキサゴナルハウス

  • 南側外観夜景

  • ロビー

  • ロビーを見下ろす

  • 玄関

  • 中庭

作品紹介

これまで別々に暮らしてきた60歳台の姉弟が共同生活を始めるためのシェアハウスのような住宅である。姉妹はこれまで異なる生活を送ってきたため、敷地内にそれぞれの別棟で家を建てるつもりでいた。しかし、将来のことを考えるとお互いの助け合いと思いやりが必要となる。そこで2人が暮らす棟をロビーでつなぐホテルのような家を提案した。ロビーが気持ち良い空間であれば、自然に集うようになると考えたのである。                                  ロビーの形は六角形である。これは敷地の建ぺい率が50%であったことからできた形。限られた建築面積の中で、空間の豊かさを損なわず、かつ1階部分で生活が完結できるように考えたのが斜めの壁である。ロビーの床部分は2.7mの幅で、テレビとソファを置くとやや狭い。そこで隣接する各部屋のトイレの上部空間を斜めに削り、ロビーの上部は5.2mの幅になるよう空間を増やした。同様に玄関部も斜めの壁とし、建築面積にカウントされない部分で、空間の広がりを確保した。

作品データ

所在地: 大阪府 枚方市

土地面積: 275.63㎡

延床面積: 135.68㎡

土地の形状: 傾斜地

建物価格: 3000~3999万円

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