所在地： 群馬県
作品紹介
敷地は幹線道路より少し昇リきったやや高い場所で周辺を見渡せる風と眺望が抜ける気持ちの良い場所です。
南に尖った三角形状の敷地ながら、南向きの平屋とし、軒を出しつつも高さを調整し、冬の陽射しを居間奥まで取込めるように計画しました。
また、南遠くに見える山並み、ぐんまらしい景色（ここにしかない景色）を楽しめるように計画しました。
居間と個室をつなぐ中廊下が暗くならないように越屋根を作り、高窓より採光を確保、同時に各部屋の窓からの重力換気が出きるようにしました。
構造は、柱、梁を伝統的な仕口や継ぎ手で組上げながらも、経済的スパンとし、材料や施工手間を押さえるようにしています。
建主の希望により、全室床暖房を採用しました。冬の陽と床暖房で空っ風が吹き抜けるぐんまにて、あたたかな家になりました。
撮影：竹沢佳紀
作品データ
作品集
■ 紅葉・舎（建主が泥壁を塗る家）
敷地は、建主の実家横で家庭菜園と、趣味で植えられた植木が...
■ 磯部の家
敷地は新旧民家が程よく建ち並ぶ住宅地で静かな場所...