プロによる実名口コミ
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2022年06月28日

2022年06月28日


建具・ベッド・サッシもロシアンバーチです。(Photo by Atsushi ISHIDA)
バーチ耐水合板は10年くらい前に知人の家具デザイナーさんから、面白い材料があると教えて頂きました。きっかけは強度でした、シナ合板やフィンランドバーチに比べて強度が断然高く、家具を細くシャープに見せることができます。(その代わり重量は重くなりますが。)そのほかには、戸建て住宅の耐震補強としてつかったこともあります。振動試験をしたところ、耐震強度が1.5倍を越えた数値となっていました。材料は4x8版になりますので、長い材を撮りたい時や、オーダーサイズでつくってもらえる幅広のフローリングなどで、バーチ耐水合板をつかうことが多いです。

2022年06月28日


造作材として一般的な合板といえば、まずシナが挙がるでしょう。しかし、私が手がける最近の物件では、より強度が高く、硬質さを感じながらも表面の色合いが柔らかいバーチ耐水合板の合板を多く採用しています。一般的なシナ合板よりも積層面が細かくきれいで、小口をそのまま見せられることも魅力です。テツヤジャパンでは、4x8判の原板からこちらの希望に応じた寸法にフローリング加工してくれます。また、家具などに使用するときは、複数枚の合板を貼り合せることで、厚みを見せたりすることもありますが、そのような加工にも対応してくれます。単に材料を販売するだけではなく、加工や塗装してくれることも、導入のしやすさに繋がっていますね。合板といえど、まだまだ可能性を感じる材料です。

2022年06月28日


【ミカンの木の育つ二世帯住宅】天井にロシアンバーチ材を使っています。
製品PR・特長
バーチ耐水合板は見た目の美しさはもちろん、耐摩耗性や高耐衝撃性・耐水性に優れ、住宅の内装材や家具などに幅広く使われています。小口が美しいことでも定評があり、断面模様もデザインとして活用できます。白木なので塗料の色を忠実に表現でき、多くの建築家から指名されています。
▶バーチ耐水合板を詳しく紹介