北海道の地域材の広葉樹を活用した、北海道の知内町の工場で作っている北海道産白樺フローリングがお勧めです。
白樺のフローリングは、過去あまりフローリング材として使われてきませんでした。
最近、北海道も楢の木などの大きな良い木が枯渇し始めているので、少なくなっている樹木を育てている間に、伐採地にいち早く育つパイオニアツリーの白樺の木を積極的に活用して、持続可能な森を育てていこうとしています。
森林保護の観点も含めてこの白樺のフローリングが作られているので、こちらをよく採用しています。
木材は白くやさしい木目が綺麗で、気に入られる方も多いです。白樺特有の茶色いふが入っているのが特徴です。
楢などの広葉樹に比べたら少し柔らかいので、足触りが優しいという声を頂きます。
メンテナンスは理想は年1回ですが、忙しい方は2、3年に1回大掃除の時に雑巾がけの様にしてオイルを塗ってもらっていて、手軽にメンテナンス出来るところも良いですね。

チャネルオリジナルのフローリングは製品のクオリティと価格のバランスがいいので、数多くの住宅で採用しています。
対応も丁寧かつ迅速で、無垢材のフローリングを採用しようとする場合、クリア塗装以外にも、多様な塗料から要望に合った着色塗装をしてもらうことが可能です。
そのため同じ樹種で表情を微妙に変えることができ、家の雰囲気やインテリアにぴたりとはまるフローリングを実現できます。
無垢材で床暖房に対応しているシリーズがあることも住宅への採用が多い理由の一つです。

レッドシダー材では日本屈指の取り扱い量を誇る会社です。
基本的には床・壁・天井に使用しますが、雨に強く家の外側でも使用することができます。
天然の色ムラが実にいい雰囲気を醸し出してくれるので、よく使っています。

外装材のイメージが強いメーカーですが、床材も数多くのラインアップが揃っていて、予算や好みにより色々とチョイスできる点が気に入っています。コスト面もわりとリーズナブルなので、多くの住宅で採用しています。施工写真の住宅では、ラスティックグレードのオーク、クリア塗装を採用しました。このフローリング材は、節を切ったところに黒いパテを埋め込んであるので、まずそこが好みの分かれる部分だと思いますが、逆にそれが良い風合いで味になっていて僕は気に入っています。仲間の建築家が僕のオープンハウスなどでこの床を見て、金額を尋ねてくるのですが、その金額には見えないと驚くので、この値段の割にというよりは、本当に「品質重視で気に入るものを選んだら、意外にも安かった」という感じです。お値段以上、というレベルでのコストパフォーマンスの良さ。加えて、120幅というサイズがあるのも嬉しいですね。