プロの住宅レシピ 屋根裏収納の実用性を高める、片持ち階段

岩本 愛
こちらの平屋の住まいでは、屋根裏収納として、ロフトを設けました。
ロフトに上がるための階段は、一般的にはロフト用のはしごを設けることが多いですが、梯子の場合、登りづらく面倒になりがちです。ロフトの用途は収納ということもあり、大きな荷物を運ぶケースも考えられます。
そこで、両手を離してでも登れるよう、片持ち階段としました。幅は最低限に抑えることで、見た目も軽やかで、空間に圧迫感を与えません。
階段下をワークスペースとし、本棚や収納棚を兼ねるデザインにすることで、空間のアクセントに。実用性とデザイン性を兼ね備えた階段です。