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HOUSE&HOUSE 一級建築士事務所

北国の暮らし、家づくり。

北海道の森で育った木を、切る、測る、組み立てる。
森と人がつながることで、新しい可能性が見えてくる。
北国の家づくり、今日もじっくり。


住所: 北海道札幌市東区伏古7条2丁目5-13

E-mail :ietoie.info@gmail.com
URL : https://ietoie.com/

作品集

物件

■ 十勝の家Ⅰ〈足寄〉

森からはじまる家づくり

 

地場野菜を生産する畑作農家さんの住まいは、
浦幌町のカラマツを幕別町で製材し、
足寄町の大工が手刻みを行い作り上げました。
素性の分かる材料で安心できる地産地消の暮らし。
十勝だからこそ生まれた住宅です。

 

PHOTO:佐々木育弥

■ マンションリノベーションⅠ〈札幌〉

無垢の木でリノベーション   都心のマンションに暮ら...

■ 十勝の農村カフェ〈足寄〉

地産地消の店づくり   「地産地消の食」を楽しめるフ...

■ 十勝の家Ⅲ〈豊頃〉

小さな平屋の3本柱   ワンルームに独立柱を3本立て...

■ 空知の家Ⅰ〈栗山〉

非日常を楽しむ暮らし   空知の山並みを一望できる丘...

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ 見せて採りこんでなじませる デザインと暖房器具の共存

北海道の生活で不可欠な暖房器具を、隠すのではなくあえて見せながら、デザインの中に溶け込ませていった住宅です。
暖房設備を表に出さない設計ももちろん行いますが、露出している状態のほうが空間を暖める上で効率的ではあります。そこで暖房器具メーカーの担当者にも設計段階から加わってもらい、計算しながら、デザイン的に美しく、効率的に暖かく過ごせる家づくりを行いました。
パネルヒーターは縦ラインで長方形のものをメインに選択し、建具の形や、格子のデザインなどもパネルと同じく長方形で縦のラインが強調されるよう設計しました。
1枚目の写真のように建具とパネルヒーターが3連の長方形として並ぶようなデザインになっています。2枚目も同じように縦ラインで揃えた建具とパネルです。
また、横ラインのパネルヒーターを設置した窓辺には同じく横に長いベンチを設けて、設置場所兼憩いの場として横ラインで揃えた設計としました。
このようにデザインの中にラインを整理して溶け込ませつつ、露出しているパネルならではの使い方として、フック(取り外し可能)を取付けて、衣類などをかけられるようにしています。湿った衣類やタオルをかけるなど上手に活用されています。

PHOTO:佐々木育弥