杉の格子で囲われた中庭|五月が丘の家

作品紹介

街路に面した杉の柱の格子で囲われた中庭は、落ち着いたスペースです。
中庭の緑を中心とした緩やかなアプローチと、外部空間に大きな開口部で中庭とリビングが一体となります。

既存の地下コンクリートの上に木造二階を建てた混構造です。

通りに対してはその軽やかな柱のピッチによって圧迫感がないようにし、
住まい手に対してはプライバシーを保ちつつ、光と風を取り込みます。内と外のゆるやかに開かれた杉の格子スクリーンです。

通りに対して閉じるのではなく、杉の格子の列柱にでゆるやかに開かれた中庭がこの家の大きな特徴です。

木製の建具を開放すれば室内と庭が融合され、空気感が室内に入り込みます。
この家は外部との関係性を完全に断ち切らずに杉の格子で「境界」を考えてみました。

建築前の土地

作品データ

所在地: 大阪府 吹田市

土地面積: 136㎡

延床面積: 80㎡

土地の形状: 傾斜地

建物価格: 4000~4999万円

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