ルーテル学院大学新校舎

作品紹介

配置計画としては、南側のICUの緑を借景とすることと共に既存キャンパスの間に中庭プラザができることからキャンパス南側に配置することになりました。建物の全体構成は、1階に多目的スペースを設け、ウッドデッキと繋げ、様々な使われ方ができるよう配慮しました。教室や会議室は南側に配置しました。2階には大教室を設け、ルーフデッキと繋げて使えるようにしました。十字架はメインンセプトであり、全体の諸室構成においてもトップライトの配置や廊下の配置、各建具のデザインに至るまでデザインの手掛かりに十字架を意識しました。村野藤吾氏の既存キャンパスデザインの継承として、台形の安定した断面デザインや地窓や庇の深い窓廻りのインテリアや外観デザインに活かしました。省エネへの配慮としてトップライトの自然採光を取り入れると共に貯留した雨水をトップライトに流すという水冷システムを採用しました。これにより夏場の冷房負荷を下げると共に、水のゆらぎ感を楽しむことができます。

建築前の土地

作品データ

所在地: 東京都 三鷹市大沢3-10-20

土地面積: 1956.56㎡

延床面積: 1820.68㎡

土地の形状: 平地

施工会社: 鹿島建設株式会社

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