すっぴんの家

作品紹介

敷地は三叉路に面して少し飛び出し、東、南、西の三面に開いている。この特徴を活かして 「風通し」と「人通し」の良い開放的な家づくりを考えた。また家族の嗜好、意識を設計に活かすべく、家族で作ったコラージュ(切り貼り絵)からは「通り抜け、格子、水滴、開放的、和風と英国、モザイク、見上げる空、手作り、アート」などのデザインキーワードが読み取れた。

プロセス

1.家族によるコラージュ作成
2.格子、水滴、通り抜け、和風と英国風などのデザインキーワードを抽出
3.概念モデルによる検討
4.敷地で開口部の位置検討
5.模型による敷地景観検討
6.具体的な詳細模型による検討
7.家族によるタイル作リ
8.家族によるタイル貼り
9.家族による床下炭敷
10.アーティストによるグレーチング作成
11.アーティストによるネオンアート作成
12.陶芸家による水鉢の作成

この住宅の一番の特徴は、敷地に対して正直に、地域に対してオープンに、材料を素直に使う、家族の意識を率直に反映させるなど、ありのままという意味を込めた「すっぴん」である。

建築前の土地

作品データ

所在地: 神奈川県 川崎市

土地面積: 139.74㎡

延床面積: 108.27㎡

土地の形状: 平地

施工会社: 株式会社くらし建設

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