所在地: 東京都 新宿区
土地面積: 86㎡
延床面積: 125㎡
土地の形状: 狭小地
施工会社: 株式会社 青
東京都心の住宅です。敷地面積は26坪ですが、分譲地規定により、引込通路を敷地内確保が条件で、実際に建設可能範囲は約15坪の敷地でした。狭小地で快適性を確保するためには、断面の工夫が必要ですが、吹抜けを設けると面積が削られます。
そこで今回は、最大限に面積を確保しながらも、一部の床を少し上下させることによって、天井の高い部屋と低い部屋を設けることにしました。そして、床の上下によって生まれた隙間を利用して、陽光の差込み口、風の通り道、眺望用の窓やテラスを設け、明るく開放的なLDKを確保しています。各箇所に設けられた窓は、敷地の法的条件から、将来的にも確実に視線が抜ける方向に開けられ、そして道路や隣地の建物から見られない高い位置に調整することによって、カーテンを閉めず常にオープンに出来るようにしています。このことが、閉塞感を無くす大きな効果となっています。各個室は、リビングと断面的な離れ具合によってプライバシーのレベルを変えています。書斎や子供部屋はリビングと近く、スキマを通して繋がっているのに対し、主寝室とゲストルームは、距離は近くても床で仕切り、完全にプライバシーを確保しています。
所在地: 東京都 新宿区
土地面積: 86㎡
延床面積: 125㎡
土地の形状: 狭小地
施工会社: 株式会社 青