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屋久島地杉でバス待合所を造る チャネルオリジナル

チャネルオリジナル株式会社
2021/02/22
建設資材すべて 木材 床材・フローリング 建具・窓回りすべて 自然素材すべて 木材

屋久杉で有名な屋久島は、戦後、林業育成をめざして産業林としての杉が数多く植樹されました。これを「屋久島地杉」と呼んでいますが、その後の林業従事者減少などで一時はかなり衰退していました。

屋久島の地杉はいま伐採期を迎えており、伐採~活用~植林というエコシステムを確立させることができれば、屋久島の森を将来へと引き継いでいくことができます。

地杉の将来を心配する地元製材所などからの「屋久島の地杉を製品化して島外に広く広めよう」「それによって屋久島林業を活性化し、自立を目指そう!」という声に共鳴したチャネルオリジナルは、2015年から屋久島地杉の活用に取り組んできました。

屋久島地杉プロジェクト

屋久島地杉プロジェクトと名付けられたチャネルオリジナルの取り組みは「屋久島地杉加工センター」というグループ会社を島内に設立して本格的な製品化をめざすことから始まりました。

実は、雨の多い屋久島で育つ地杉は本州の杉と違って油分が多いため水はけが良く、腐りにくいので耐久性に優れています。また癒し効果のある芳香成分にも恵まれているのです。

ここに着目したチャネルオリジナルが内装材や外装材として製品化すると、住宅の内装壁や海辺のデッキなどに次々と採用されるようになり、屋久島地杉の活用が着実に進んでいったのです。

「地杉のバス待合所」

そんな中、「建築を学ぶ学生達に屋久島の自然を知ってもらう、それと同時に地杉の活用を実践できる場を創ろう」とチャネルオリジナルと屋久島地杉加工センター並びに、屋久島地杉プロジェクトに共感・共鳴した屋久島の地元NPOと数名の建築家、またその教え子となる学生たちで一緒に地元に屋久島地杉を使ったバス待合所を作ることとなりました。

屋久島地杉の製品を世に出すと同時に、地元に活用例を還元することで「森林保護と活用」の両立が可能である事を広く示すことができ、次代の建築を担う学生と建築家、林業に携わる人たちが共に森に学び、木材活用と森林育成を考える機会となるなど、チャネルオリジナルの屋久島地杉プロジェクトは企業の枠を超えて大きく広がり始めています。

企業情報
会社名
チャネルオリジナル株式会社
ホームページ
https://www.channel-o.co.jp/
お問い合わせ
https://www.channel-o.co.jp/inquiry-o2
学校、病院、役所・ホールなど公共建築物の建物に占める「木造」の 割合はいくつでしょう?

屋久島で産業林として植樹されたのは

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