▼ 続きを読む

マグマが育んだ奇跡の建築資材「シラス」

高千穂シラス 株式会社
2021/07/27
建設資材すべて 内装材 自然素材すべて 内装材
シラスの採取場

宮崎から鹿児島に至る南九州は「火山灰でできたシラス台地である」と学校で習った記憶があるかと思います。

日本に数多ある火山の中で、なぜここにだけ「シラス」と呼ばれる台地が形成されたのでしょうか。

シラスは約3万年前に超大型の姶良カルデラからの大噴火によって発生した巨大火砕流が堆積したもので、超大型火口からの噴火であったことから火砕流が空気に触れることなく流れ出し、不純物を含まない微粒子「シラス」による広大な大地が形成されたのです。

マグマの超高温で焼成された高純度無機質セラミックであるシラスは、保水性が乏しいことから農業にとっては厄介者とされてきましたが、近年、住建材として極めて優れた性質を有していることが分かってきました。

一切の化学物質を排除した100%自然由来の「奇跡の素材」であるシラスの可能性に着目し、住まいに「見えない安心・安全」を実現する建材として提供しているのが高千穂シラスです。

建材としての優れた特性

非常に細かい微粒子の中に無数の穴が開いた多孔質構造を持ち、マグマの超高温で焼成されたことで複雑な分子構成を持つシラスは、調湿・消臭・殺菌・イオン化など、建材として極めて優れた特性を有しています。

100%自然由来の無機質素材ですから健康に良いのはもちろん、その優れた調湿効果は、夏場の体感温度を2℃程度下げることが実験で証明されており、エアコンの抑制などエコにもつながります。

優れた消臭効果も特筆ものです。

南九州では昔から牧場などで牛馬の糞尿への匂い消しとしてシラスが撒かれていましたが、その優れた消臭効果は住宅でも存分に発揮され、高千穂シラス壁を採用した家では「いつ訪れてもほとんど家庭臭がしない」と言われるほどです。

人工では作ることができない複雑な多孔質構造の微粒子

インテリア・エクステリアとしての魅力

高千穂シラスの内装材・外装材を採用した建築家の多くが異口同音に語るのが「10年経ってもヒビ割れがない」こと。

シラスは、複雑な分子構成によって互いに引き合う力があり、厚く塗ってもはがれにくい性質を持っています。

珪藻土など通常の左官材が1.5~2mm程度の厚さで塗るのに対して、高千穂シラスの壁は5mmの厚さまで塗っても剥がれが起きにくく、後々ヒビ割れもほとんど生じません。

厚く塗れることで消臭・調湿・断熱効果もより高まると同時に、塗り方によって、さまざまな意匠を凝らすことをも可能にしているのです。

優れた自然素材をさらに使いやすく

「土壁は魅力的だけれど、施工に手間がかかる」
そんな声を聞くことがあります。

多孔質で、塗った翌日にはしっかり乾く「シラス」は、その点でも採用しやすい自然建材で、新築はもちろん納期の短いリフォームでも安心して採用することができます。

昨今は、「左官職人の手配がたいへん」とも言われます。

高千穂シラスでは、職人不足への対応策として、現場での施工性を各段に高め、アースカラーのバリエーション豊富な「シラスパレット」を用意しており、奇跡の自然素材「シラス」を手軽に採用できる態勢を整えています。

地球のマグマが生んだ素晴らしい素材「シラス」に、ぜひ関心を向けて頂きたいと思います。

職人施工や養生不要のシラスパレット 誰でも簡単に脱着できる
企業情報
会社名
高千穂シラス 株式会社
ホームページ
http://www.takachiho-shirasu.co.jp/
購入するには
http://shop.takachiho-shirasu.co.jp/
学校、病院、役所・ホールなど公共建築物の建物に占める「木造」の 割合はいくつでしょう?

シラス台地が形成されたのは

クイズ 残念… 不正解です もう一度チャレンジする クイズ
正解です!
クイズ 残念… 不正解です もう一度チャレンジする クイズ
正解です! クイズ
  • この記事をシェアする
  • facebook